輪郭

病気のこと、生活のこと、仕事のこと、日常のこと。

人間関係のこと。

入院して病気のことを診断されたのは、2年前の4月。ちょうど修士課程が終わり、周りは博士課程への進学や新社会人となっている時期だった。

もともと友人がそこまで多くなかった自分は、精神科に通っていることを殆ど周りに話すことができなかった。おまけに、退院してからしばらくはメールを見るのも怖くなってしまうような状態で、彼らとの連絡も全然できなかった。

人間関係がブツッと音を立てて切れた気がした。

結果として現在、病気のことやそれに付随する悩みを詳しく話せる友人はそばにいない。自分から連絡できない状態に加えて、就職や結婚、留学や転居で疎遠になってしまった。

 

いま、病気や悩みを話しているのは、家族、医師、カウンセラーさん、就労支援センターのスタッフさん、職場の上司、恩師。悩みを話せる友人がいないのはやはりつらい。

先日、就労支援センターのスタッフさんに不安を相談したところ、「そんな状態で働き続けられるのか心配だ」という旨のことを言われた。

家族会や自立支援を受けたほうがいいのかな。それとも怖がらないで話してみていいのかな。