最初の症状を振り返る。
一番状態の悪かったときもあまり幻聴や妄想はなかった。
特に症状としてひどかったのは、
周りの物音に敏感になって常に物音がしているような感覚になっている
というのと、
頭の中に嫌な考えが浮かんできたり、考えがまとまらなくなる
ということだった。
前者はたとえば、研究室にいるとき、誰もいないのに誰かが動いているような物音やモノが動くような物音を感じたり、不意に誰かの悲鳴が聞こえるような感覚に襲われることがあった。
後者は、自分に対して自傷や自殺をほのめかす言葉が浮かんできたり、ニュースや出来事に対して「ざまあみろ」などの不謹慎な言葉が浮かんできたり、自分が突然暴言を吐いたりするのではないかという思いにとらわれることがあった。
はじめは強迫性障害ではないかと思っていた。けれど、考えがまとまらなくなって何もできなくなってしまったときに病院に行って、今がある
振り返ってみても当時の症状がどうだったかというのを鮮明にあまり覚えていないのは残念な気がする。