輪郭

病気のこと、生活のこと、仕事のこと、日常のこと。

面談をした。だけど…

昨日は、利用していた就労支援施設のスタッフ、その地区の就労支援センターのスタッフ、今住んでいる地区のワーカーさんと4人で面談をした。職場や日常の人間関係から、経済的なこと、将来に向けてのことなどたくさん話した。

だけど、なんとなく釈然としない気持ちがして、帰宅しても苛々した気持ちが残っていた。今日も仕事をしながらなんでだろうとずっと考えていた。

実際に人間関係がうまく行ってないところがあったり、お金がないのももちろんあるかもしれない。けれど、「こちらの話をわかってもらえなかった」という思いが確かにあった。

一日かけて思い当たったのは「ある言葉」を言われたことについてだった。

支援者の方と相談してよく言われる言葉がある。それは、「理想が高い」という言葉だ。今回もそう言われたのだ。

その言葉が出るとき、大抵は人間関係にしても仕事にしても、今できていることを大切にするようにという意味で言われる。ときには、あなたが今できていることができない人もたくさんいるんだから、と言われることもある。

だけど、自分が目指している目標は、確かに理想だけど、理想「だけ」ではないのだ。その目標は過去に自分が過ごしてきた中にあったものでもあるのだ。友人や仲間に恵まれて目指していたものがあったときの中に。

それを、今回のように笑いながら「理想が高い」という言葉で片付けられてしまうと、なんだが自分の幸せだった、一生懸命だった時間を馬鹿にされたような気がして、ものすごく悔しいような傷ついたような気持ちになったのだった。それが今回感じたもやもやの理由のように思う。

それに、他人の基準を言われても、それはあくまでも他人のことで自分のことではない。ほかの人ができないことをできているからすごいわけではないはずだ、とも思ってしまう。

 

当時の友人たちとはだいぶ疎遠になってしまったけれど、みんなそれぞれの道を進んでいると思う。自分も進みかけているけど、まだまだ不安ばかりだし、これからなのだ。それをわかった上で支援してほしいのに、と思ったのだった。

…ということで自分の気持ちをわかってもらえなくて少し残念な気持ちになったのだった。